下手でもいいんじゃない

将棋で遊んでいる人のブログです
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詰将棋の効果

詰将棋の上達でどんな能力が伸びるのか?
1年半将棋の勉強は9割が詰将棋のわたしがここまでで感じたのは2つの能力でした。
※更新しました詰将棋遭難者はどうぞ→ 詰将棋の効果その2

1.詰みがわかる。
2.脳内将棋盤

この2つがどう影響してくるのかわかりやすいように
その発達段階をまとめてみました。

☆詰将棋0~1万問 (5手詰1000問×10回ほど)



その1.
<詰むのか詰まないのかわからない。>
図1.
2015-07-20a.png
詰将棋をはじめる前、この局面でずっと考えていて結局なにもわからなかったのが印象にのこっているので載せてみました。
詰むかもしれないと思ってよみはじめますが3手で思考ストップ、何度も何度もループ読みをするだけ。
現在なら15秒くらいでパッと見とりあえず▲7一金△同金▲7三歩成△同銀▲8三金打でしょうか。5分考えてもなにもわからなかったのに今では15秒。 とんでもない違いだ。

その2.
<5手以内なら詰むのがだいたいわかるようになる>
5手以内なのでまったくやくにたたない。 低級でも5手詰を放置してくる人なんていないから。脳内将棋盤の精密さが増して強くなったと錯覚する時期。

その3.
<手筋を使えるようになる>
詰将棋でおぼえた手筋を終盤につかえるようになる、玉がからまないと手筋が使えないので限定的。詰将棋はかなりうまくなったはずなのにうまくいかない時期。詰将棋は5手詰に1分以上かかってしまうような程度。


☆詰将棋1万問超 (5手詰1000問×10回 7手詰400問×10回)


その4.
<手筋を使えるようになる2> 
その3からさらに上達すると脳内将棋盤が強化されて中盤でも終盤の入り口でも玉がからまなくても手筋を使えるようになる。
形勢判断がともなわないと意味はないけど読みどおりに5手ほど動いた結果うまくいくことが多くなる。
初心者を抜けたくらいの時期。

その5.
<詰みがみえる>
パッと見で詰みそうってわかるようになる、直感がはたらく、たくさんの詰将棋をした結果詰みそうな形がインプットされてなんとなく10手以上の詰みでもわかるようになる。 
しかし、詰まそうとするが力不足で詰まない、読んで時間を無駄にする。
自玉が詰みそうでも相手しか見ることができないので終盤うまくいったりいかなかったり。



☆詰将棋3万問超 (5手詰1500問×15回 7手詰600問×15回)



5手詰が熟達して7手詰も充実したきたころ。
効果が出ているのがいろいろ重複する。

その6.
<終盤がうまくなる> 
終盤にはいったときに寄せる手がうまくいくかどうかが半々くらいになる。 詰将棋で終盤が強くなる入り口。脳内将棋盤がまだ力不足なので7手先以降がぼやける、まぎれていてもわからない。
力不足がわからずもっとできるはずなのにうまくいかないと思っていた時期。


<中盤がうまくなる>
対局経験を重ねることにより形勢判断がともないはじめると詰将棋で鍛えられた読みの速さと脳内将棋盤がやくにたって中盤が強くなってくる。

<7手読むのが苦痛じゃなくなる>
駒がぶつかる前に7手くらいを読むのが苦痛じゃなくなる7手の手筋で相手を崩すことができるようになる。
が、全然足りない。 上級者や対局数が数千局という人は読まなくてもパッと見える。 対局経験や定跡の研究を重ねた人はたいていこの形は悪くなるなど第一感が働いてそれが正確なので読みだけではやっぱり勝てない。



☆詰将棋5万問超 (5手詰2000問×20回 7手詰900問×20回)


その7.
<7手先、10手先まで自然な駒運びをするとどうなるかを読んでその局面をみながら考えられる>
最初のころなら7手先10手先まで動かすのに1分くらいかかっていたけど現在は数秒。
その局面で静止させることができなかったのが静止できるようになり、ながめることで手を捜すことができるようになる。
その5ではたいして意味がなかった”詰みがわかる能力”がここで役に立つようになる、相手の応手を数秒で考えることができてその先の局面を眺められるので寄せが格段にうまくなる。


<一手一手の終盤ができるようになる>
これはまだまだ力不足なのですが、いままでは考えると時間がかかりすぎるか脳内将棋盤は崩壊してましたが考えながら指すことができるようになってきた。
相手に渡す駒が桂だと詰むからそれ以外で寄せるとか相手が○手で玉にせまってくるけどこちらは勝てるかとか、敵玉と自玉の手数計算と駒の出入りを考えて指すことができるようになってきました。
たぶん、詰将棋をやり続ければさらに強化されていくと思う。



☆詰将棋6万5千問超 (5手詰2000問×23回 7手詰900問×23回)


難しい5手詰(ハンドは簡単の部類、詰パラのTry everydayくらいの難度)ですら一目でできるようになってきて、7手詰も一目が増えてきたころ。

その8.【終盤】
<対局で出てくる簡単な詰将棋が長くても瞬殺。> 5手詰7手詰しかやっていなくても長手数の詰将棋が瞬殺になってくるので終盤で他の普通の人と大差の能力になる、5秒で13手詰を詰めてるけど相手は30秒以上かかる。 そういう違い。


<寄せは習わなくても経験でどんどんうまくなる。>
寄せは詰将棋に付属してるようなものなのでガツンガツンうまくなります。 寄せの勉強をしても結局詰将棋の力が必要ですが詰将棋の力があれば寄せは自然に覚える。
例えば、手が広い局面で候補手が4つくらいあったとしても玉を逃がしてしまうような手はすぐ読める。 候補手を絞り込むのに総数40手くらい読むのも30秒程度で正確に読めるのでかなり正確な寄せになる。
 囲い崩しも経験を積めば自然に覚える。 詰将棋と同じようなものなので経験で覚えられる。 対局後一番いい手がなんだったのかはソフトがあればほぼ間違いなくわかるので対局を繰り返してれば同じような局面になり覚えていく。



☆詰将棋9万問超 (5手詰2000問×30回 7手詰900問×34回 詰パラ Try everyday! 5問×100日)


<相手の読みを上回る詰みが多く発生する>
ここまできて初めて相手が読んでいない詰みで詰めることが頻繁に起こるようになる。
詰将棋をやってなくても将棋が強い人は終盤絶対に損の無い手(最善ではなく)を指すがある程度せまると当然詰将棋が発生する。 それを読み切るのを詰将棋オタクは得意にしてるのでそこで差が出る。
相手玉に迫ったときに詰みが発生していて受けるのが当然と思って読んでいるが相手が読めてなくて「あ、勝っちゃった」ということが増える。 


<受けが正確になる>
自玉への詰めろがどの程度危険なのか何手余裕があるのか正確に短時間で読めるようになる。 手遅れになってから読むことが多かったのが読む速度と深さが広がっているため手遅れになる前に受けるようになる、その経験を積むことでさらに受けがうまくなる。


☆詰将棋12万問超 it's New!
(5手詰2000問×?回 7手詰900問×?回 9手詰500問×12回)


9手詰ですら一目が増えてきたころ。 復習している5手詰2000問は5秒とか、
簡単なものなら一目だが難度による。 難しい部類だと1~2分かけて7割解ける程度。ここまでやってもそんなもん。

<中盤の手が良くなる>
詰将棋なのに中盤の手がよくなる、9手詰をやり始めてから格段によくなった、対局も同時進行でやってないと上達しないけど週1程度の対局で上達する。 中盤互角なら終盤で圧倒的に勝てることが多くなった。
5手より7手、7手より9手、やればそれなりに上達がある。

※9万問から12万問でそれほど効果は出なくなってきた、しかし基礎力の速さと正確さは上がり続けている。棋力の伸びも同じようにあるので週1程度の対局をしていれば詰将棋の上達=棋力UPになるのかもしれない。


<速くて正確になる>
現在のわたしでパッと見で考えられる手数がだいたい3手、1秒で5手、2秒で7手、9手になると5秒以上かかる、低級者は何も考えてないが上級者は速いのに考えてある、定跡を外れたあと、相手がどの程度考えた手を指したかという争いになるとき詰将棋で鍛えた速さと正確さが役に立つようになる。

※5手では無かったが7手詰をやりはじめて速くて正確というのが目立ってきた。9手になってそれがさらに上がった。


※12万問という問題数はあくまで参考程度にしてください。 
最近気が付いたけど集中してやれる時間にどれだけできるかが重要で、だらだら1時間で150問やるよりも完全な休憩をいれながら10分で50問を2回のほうが効果があるぽい。それを考えると解いた問題数ではないということになる。


※詰将棋を始めた月から毎月どのように変化したかも書いています→
毎月の詰将棋の効果

※詰将棋が好きだけど上達しない人にアドバイスを書きました、低中級者の人になら役に立つかも。
アドバイスを求められた!

※注意!!
わたしは詰将棋が好きになってやってるうちにこればかり続けたらどうなるんだろう、ブログで記録とってみようと強くなるためというよりも興味でやってます。
脳内将棋盤や読みの能力は定跡でも対局でも伸びるので何万問というのは詰将棋だけで能力を伸ばした「わたし」の場合の数値です。 対局で強くなると詰将棋も勝手にうまくなるのでこれを読んでくださっている方にあてはまるとは限りません。

Comment

編集
素晴らしい記事です。
ネットに詰将棋はやるといいという情報はたくさんありますが、実際解いた量とその効果の推移を検証している記事はここにしかないのでは。
2016年04月02日(Sat) 09:24
Re: タイトルなし
編集
おほめをいただき光栄です。(^◇^)
わたしが詰将棋を始めたときに求めてみつからなかった記事を書いたのでここにしかないってことになります。
将棋を始めたての大人で詰将棋中心に2年以上やってそれを記録してブログにするなんて人はなかなかいないので今度もこんな記事はでないかもしれませんね。w
2016年04月02日(Sat) 18:01
素晴らしいです!
編集
将棋が中々強くなれず困り果てていたところこの記事を見つけました。

とにかく詰将棋をやれ!
という意味がよく分かりました。

3手詰から着実に勉強していきます!
大変参考になりました!
2016年04月14日(Thu) 15:10
>トマルさん
編集
よろこんでいただいたようでうれしいです。
ただ詰将棋ですぐ強くなるということはないので気を付けてくださいね。
最近ちょうどコメントの返信にそのような記事をかきましたからそちらを見ていただいたほうがいいかも。
http://plits.blog.fc2.com/blog-entry-456.html
2016年04月16日(Sat) 22:41
感動しました!
編集
はじめまして。

ブログを読ませていただきまして、人生観が変わりました!(とくにここのページが)

頭をガーンとやられたような。

大変勉強になりました。

当方、

ストイックな情報、役立つ情報を集めた真面目な、たまに脱線しますがブログ書いてまして、

ここのページを宣伝させていただきました、、、 http://s.ameblo.jp/tegaki-no-nisshi-gawari/

事後報告で大変申し訳ありません。<(_ _)>

ぴーたんさんのブログは将棋界のみならず、色んな世界に刺激になると思います。

本になっても良いくらいではと思います。

私自身、新たな目標が切り開かれました。

これからもがんばってください。


激烈に応援しております。

2016年05月07日(Sat) 06:42
>5995さん
編集
ありがとうございます。
勉強方としては1万時間というのとそれの反対意見も参考にしています。
練習の内容を効率よくすることでさらに成果を得られるということで忘却曲線というのを利用してやってます。
よかったらググってみてください、
この記事はこういうのが好きな人はきっといると思って書いてました。(^^)/
2016年05月07日(Sat) 21:50
編集
詰将棋のルールって連続王手ですよね?
その1の図の解答は間違ってないですか?
七3歩成が三3歩成になってますし。
2016年09月21日(Wed) 06:57
>将棋好きさん
編集
それは詰将棋じゃないです。解答も解答じゃなく一例です。
初心者だと詰むか詰まないのかわからないので詰まそうと無駄に時間をかける。
詰将棋をやってる人だと詰まないのがわかるので寄せる。
詰まないとわかり、寄せの形を何秒でどこまでみえるかでその人の実力がわかるという図です。
七3歩成修正しました。(^^)/
2016年09月21日(Wed) 12:58
編集
返答ありがとうございます。
返信が遅れてしまい、すみません。
あらら…詰将棋じゃ無いですね!
とんだ勘違いをしていました、申し訳ございません。
寄せの一例と言う事ですね。
失礼な事を言ってしまし申し訳ございません。
参考になる記事ありがとうございます。
2016年10月17日(Mon) 06:53
承認待ちコメント
編集
このコメントは管理者の承認待ちです
2017年02月09日(Thu) 12:48












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